テンポを上げるとコードチェンジできない原因|速く弾く前にやるべき練習

未分類



ゆっくりならコードチェンジできる。

でも、少しテンポを上げた瞬間に指が追いつかなくなる。
右手も焦る。


リズムも崩れる。
気づけば、また同じところで止まってしまう。

ギター初心者にはかなり多い悩みだ。

しかし、テンポを上げると弾けなくなるのは、才能がないからではない。
多くの場合、速く弾く準備ができる前にテンポを上げているだけなのだ。


この記事では、テンポを上げるとコードチェンジできなくなる原因と、速くする前にやるべき練習を解説する。


結論:速く弾けない時は、まだ速くする段階ではない



○テンポを上げるとコードチェンジできない時、多くの人はさらに速く練習しようとする。

しかし、それは逆効果になりやすい。

ゆっくりで動きが安定していない状態のまま速くすると、指はさらにバタつく。

 

  • 右手も焦る。
  • 結果として、止まるクセが固まる。

 

コードチェンジを速くしたいなら、まずは速く弾く前に、ゆっくりで無駄のない動きを作ることが必要なのだ。


テンポを上げるとコードチェンジできない原因

原因1:ゆっくりでも動きが安定していない



○テンポを上げた時に崩れる人は、実はゆっくりでも動きが少し不安定なことが多い。

  • なんとなく弾けている。
  • でも、指の動きはまだ大きい。
  • 次のコードも少し迷っている。

 

この状態でテンポを上げると、隠れていたズレが一気に出る。

速く弾けない原因は、速さではない。
ゆっくりの段階で、まだ動きが整っていないのだ。


原因2:指の移動が大きすぎる



○コードチェンジは、指の移動距離が大きいほど遅くなる。

テンポが遅い時は、大きく動かしても間に合う。
しかし、テンポが上がると間に合わなくなる。


  • 指を高く上げる。
  • 全部の指を一度離す。
  • 次のコードを空中で探す。

 

この動きがあると、速いテンポでは崩れやすい。

テンポを上げたいなら、まず指の動きを小さくする必要がある。


原因3:右手がテンポに引っ張られて焦っている



○テンポを上げると、右手が先に焦ることがある。

  • 右手だけが速く進み、左手が置いていかれる。
  • その結果、コードチェンジの瞬間に崩れる。

 

ここで大事なのは、右手を速く振ることではない。

右手を一定に動かしながら、左手が準備できるテンポで弾くことだ。

 

速く弾く前に、右手と左手のタイミングをそろえる必要があるのだ。

 


原因4:いきなり原曲テンポで弾こうとしている



好きな曲を原曲テンポで弾きたい気持ちは自然だ。

しかし、初心者の段階でいきなり原曲テンポに合わせると、ほとんどの場合崩れる。

原曲テンポは、完成形だ。

練習の最初から完成形で弾こうとすると、無理が出る。

まずは半分くらいの速さから始めていい。
そこから少しずつ上げる方が、結果的に早く弾けるようになる。


速くする前にやる練習

STEP1:まずテンポ60で止まらず弾く

最初にやるべきことは、速く弾くことではない。

テンポ60で止まらず弾くことだ。

練習方法はシンプルでいい。

  1. メトロノームをテンポ60にする
  2. CとAmなど、2コードだけ選ぶ
  3. 1コード4拍で弾く
  4. 止まらずに10回繰り返す

ここで見るのは、速さではない。

  • 止まらず弾けるか。
  • 指が大きく浮いていないか。
  • 右手が一定に動いているか。

この3つを見る。

テンポ60で安定しないなら、まだテンポを上げる必要はない。


STEP2:指の動きを小さくする

次に、指の動きを小さくする。

○コードチェンジの瞬間に、指が大きく浮いていないか確認する。

やることはこれだ。

  1. Cを押さえる
  2. Amに変える
  3. 指がどれくらい浮いているか見る
  4. 弦の近くを通るように動かす
  5. もう一度ゆっくり繰り返す

 

指の動きが小さくなると、テンポを上げても崩れにくくなる。

速さは、動きの小ささから生まれるのだ。


STEP3:テンポを5ずつ上げる



○テンポ60で安定したら、いきなり80や100に上げない。

5ずつ上げるのがいい。

 

  • 60でできたら65。
  • 65でできたら70。
  • 70でできたら75。

 

このように進める。

途中で崩れたら、ひとつ前のテンポに戻る。

 

これは遠回りではない。
崩れたまま速くする方が、はるかに遠回りなのだ。


STEP4:1回でも止まったらテンポを戻す



テンポを上げた時に、何度も同じところで止まるなら、そのテンポはまだ早い。

 

その場合は、無理に続けない。

 

すぐにテンポを戻す。

たとえば、テンポ80で止まるなら、75に戻す。
75でも不安定なら70に戻す。

 

できるテンポで、止まらず弾く。
そこから少しずつ広げていく。
 

この方が、コードチェンジは確実に安定する。


STEP5:最後に曲のテンポへ近づける


○2コードで安定してきたら、曲の中で使ってみる。

ただし、ここでも原曲テンポから始めなくていい。

 

  • まずはゆっくり弾く。
  • 止まらず弾けたら、少しずつ速くする。

 

曲の練習でも、考え方は同じだ。

速く弾くことより、止まらず弾くことを優先する。

 

止まらず弾けるテンポが上がっていけば、自然と曲にも近づいていく。


よくある間違い

間違い1:できないテンポで何度も弾く

できないテンポで何度も弾いても、崩れるクセが固まりやすい。

速く弾きたいなら、できるテンポまで戻る必要がある。

できるテンポで整える。
そこから少しずつ上げる。

これが基本なのだ。


間違い2:メトロノームを使わない


○テンポ感がないまま練習すると、自分ではゆっくり弾いているつもりでも、実際には速くなっていることがある。

 

だから、メトロノームを使う。

  • テンポ60。
  • テンポ65。
  • テンポ70。

数字で管理すると、成長も見えやすい。

 

感覚だけで練習するより、数字で見た方が上達は安定する。


間違い3:速さだけを目標にする


速く弾けることは大事だ。

でも、速いだけでリズムが崩れていたら、曲には聞こえない。

 

大事なのは、速さよりも流れだ。
 

 

止まらず、リズムに乗って、コードが変わる。
これができて初めて、曲らしくなる。
 

速さは最後でいい。
まずは止まらない流れを作るのだ。


まとめ:テンポを上げる前に、動きを整える


テンポを上げるとコードチェンジできなくなる原因は、指が遅いことだけではない。

多くの場合

ゆっくりでも動きが安定していない
・指の移動が大きい
・右手が焦っている
・いきなり原曲テンポで弾こうとしている


このあたりが原因だ。

解決策はシンプルである。

  • まずテンポ60で止まらず弾く。
  • 指の動きを小さくする。
  • テンポを5ずつ上げる。
  • 止まったらテンポを戻す。
  • 最後に曲のテンポへ近づける。

 

○速く弾くには、速く練習する前に、ゆっくり整える必要がある。

焦らなくていい。

止まらず弾けるテンポを少しずつ上げていけば、コードチェンジは確実に変わっていく。

順番通りに練習したい方へ

コードチェンジで指を全部離してしまうのは、初心者のうちは本当によくあることだ。

○でも、そこで「自分には向いていない」と思わなくて大丈夫だ。

指の動きは、正しい順番で見直せば少しずつ変わってく。



大事なのは、がむしゃらに練習することではなく、今どこで止まっているのかを知ることなのだと思います。

私のYouTubeでは、ギター初心者の方が途中で迷ったり、やめてしまわないように、コードチェンジやストロークのコツをできるだけ分かりやすく解説しています。

▶ Toshikiギターチャンネル

 

  • 「自分の手元だと、どこが原因なのか分からない」
  • 「一人で練習していると、直し方が合っているか不安」

 

という方には、Zoomギターレッスンもおすすめです。


手元の動きやコードチェンジのクセを一緒に確認しながら、今の状態に合わせて練習方法をお伝えします。

▶ Zoomギターレッスン

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe67A1ek2J9uW0newvQmB7unW7Ic4nsUF5WtOdXx5upr_7SIw/viewform?usp=header


コードチェンジは、いきなり完璧にできなくて大丈夫です。
少しずつ、指の動きが整理されていけば、ギターはもっと弾きやすくなります。

焦らず、一緒に進めていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました