ギターを始めたばかりの頃、多くの人がつまずくのが 「コードチェンジ 」だと思う。
・Cは押さえられる
・Gもなんとなく押さえられる
でも、曲に合わせてコードを変えようとすると、どうしても手が止まってしまう。
これは初心者によくある悩みなのだ。
○ただ、ここで大事なのは、コードチェンジができないからといって、才能がないわけではないということだ。
多くの場合、原因は才能ではなく、練習の順番と意識するポイントがズレていることにある。
✔️この記事では、ギター初心者がコードチェンジできない原因と、止まらず弾くための練習方法を、順番にわかりやすく解説していく。
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結論:コードチェンジは「指を速く動かす練習」ではない
まず、コードチェンジができないと、多くの人はこう考える。
「もっと指を速く動かさないと」
「握力が足りないのかな」
「自分にはギターが向いていないのかもしれない」
しかし、コードチェンジで本当に大事なのは、指を速く動かすことだけではない。
大事なのは、次の4つだ。
・次のコードを先にイメージする
・動かす指と残す指を分ける
・右手のリズムを止めない
・簡単なコード進行から練習する
コードチェンジとは、指を根性で速く動かすものではなく、次のコードへ移る準備を早くする技術なのだ。
ここを理解すると、練習の考え方が大きく変わるのだ。
コードチェンジができない主な原因
原因1:指を全部離してしまっている

○初心者によくあるのが、コードを変えるたびに指を全部離してしまうことだ。
もちろん、コードによってはすべての指を動かす必要がある場合もある。
ただ、すべてのコードチェンジで毎回全部の指を離していると、どうしても時間がかかるのだ
・たとえば C → Am のように形が近いコードでは、全部の指を離す必要はない。
残せる指は残し、動かす指だけを動かす。
これだけで、「コードチェンジ」はかなり楽になる。
コードチェンジでは、全部の指を動かすのではなく、必要な指だけを動かすという意識が大切なのだ。
原因2:次のコードを考えるのが遅い

○コードチェンジが遅れる人は、今のコードを弾いてから次のコードを考えていることが多い。
しかし、曲の中ではそれだと間に合わない。
次のコードに変わる前から
・「次はどの指をどこに置くのか」
を軽くイメージしておく必要がある。
○コードチェンジが上手い人は、指が速いだけではない。
次に行く準備が早いのだと思う。
初心者のうちは難しく感じるかもしれない。
だが、この意識を持つだけでも、コードチェンジの感覚はかなり変わってくるだろう。
原因3:指を弦から離しすぎている

○コードチェンジの時に、指が大きく弦から離れてしまうと、それだけ戻るのに時間がかかる。
初心者の方は、コードを変える瞬間に指が大きく浮いてしまいやすい。
これは自然なことだ。
まだ指板上の距離感に慣れていないからである。
ただ、できるだけ指は弦の近くを通るようにしたい。
イメージとしては、指を上に逃がすのではなく、次の場所へ横に移動する感じだ。
指の移動距離が短くなれば、それだけコードチェンジは安定しやすくなる。
原因4:左手に力が入りすぎている

○コードを押さえる時に、力いっぱい握ってしまう人も多い。
「強く押さえないと音が鳴らない」
そう思うのは自然だろう。
しかし、実際には、強く握ることよりも、フレットの近くを正しく押さえることの方が大事なのだ。
・力みすぎると、指が固まる。
・指が固まると、次のコードへ移動しにくくなる。
コードチェンジを楽にするには、必要以上に握り込まないことが大切だ。
力で押さえるのではなく、押さえる場所と角度を整える。
この考え方が大事ではないだろうか。
原因5:右手まで止まってしまう

○コードチェンジで左手が間に合わない時、多くの人は右手のストロークまで止めてしまう。
しかし、右手が止まると、演奏全体が止まってしまう…。
最初は、左手が少し間に合わなくてもいい。
音が少し鳴らなくてもいい。
まずは、右手を止めずに最後まで進むことを優先した方がいい。
なぜなら、弾き語りではリズムの流れがとても大切だからだ。
コードチェンジは左手だけの問題ではない。
右手のリズムと一緒に練習することで、初めて曲の中で使えるようになるのだ。
コードチェンジを上達させる練習手順
ここからは、実際の練習手順を紹介する。
難しいことを一気にやる必要はない。
順番に進めることが大切だ。
一緒に頑張ってみうよう!
STEP1:まずは2つのコードだけで練習する
最初から4つも5つもコードを変えようとすると難しい。
まずは、2つのコードだけで練習しよう。
おすすめは、
C → Am


である。
○この2つは形が近く、初心者でもコードチェンジの感覚をつかみやすい。
練習方法はシンプルだ。
- Cを押さえる
- 1回だけダウンストロークする
- Amに変える
- 1回だけダウンストロークする
- ゆっくり繰り返す
ここで大事なのは、速く弾くことではない。
どの指を残して、どの指を動かすのかを確認することだ。
最初はゆっくりでいい。
むしろ、ゆっくり正確にやる方が上達しやすい。
STEP2:残せる指を確認する
コードチェンジでは、残せる指を残すことが大事だ。
たとえば、CからAmに変える時、すべての指を一度離してしまうと時間がかかる。
反対に、残せる指を残したまま、必要な指だけを動かせば、コードチェンジはかなりスムーズになる。
練習する時は、ただコードを変えるのではなく
・「この指は残せるのか」
・「この指だけ動かせばいいのか」
を確認しながら進めるといい。
コードチェンジは、勢いだけでやるものではない。
動きを整理することが大切なのだ。
STEP3:最初に置く指を決める
○コードを変える時、すべての指を同時に置こうとすると迷いやすい。
もちろん、最終的には同時に押さえられるのが理想だ。
しかし初心者のうちは、まず 最初に置く指 を決める方が現実的だと思う。
たとえば↓
・「このコードは人差し指から置く」
・「このコードは薬指を先に置く」
というように、自分の中で入口を作っておく。
最初に置く指が決まると、他の指もついてきやすくなる。
コードチェンジで迷う人は、指が遅いのではなく、最初にどこへ向かうかが決まっていないことが多いのだ。
STEP4:右手を止めずに練習する
○左手が間に合わないと、つい右手も止めたくなる。
しかし、曲の中で止まらず弾くためには、右手を止めない練習が必要だ。

最初は音が少し汚くてもいい。
コードが完璧に鳴らなくてもいい。
まずは
・右手だけは一定に動かし続ける
ことを意識しよう。
○これは初心者にとって少し怖い練習かもしれない。
でも、弾き語りで止まらないためには、とても大切な練習なのだ。
STEP5:テンポ60から練習する
○コードチェンジができない時に、速いテンポで練習してもなかなか改善しない。
まずはテンポを落とそう。
目安は「テンポ60」くらいでいい。
テンポ60で止まらず弾けるようになったら、少しずつテンポを上げていく。
ここで大事なのは、いきなり速くしないことだ。
○初めはゆっくりでできないことは、速くしてもできないと思っていただいてもいいだろう。
これはギター練習ではかなり大事な考え方だと思う。
STEP6:4つのコードで練習する
2つのコードに慣れてきたら、次は4つのコードで練習しよう。
○おすすめは
C → Am → Em → Am



である。
⚪︎このコード進行は、押さえる場所が比較的近く、コードチェンジの練習に向いている。
最初は、1コードにつきダウンストローク1回でいい。
慣れてきたら、1コード4拍ずつ弾いてみよう。
大事なのは、止まらず最後まで通すことだ。
途中で少し音が鳴らなくても、まずは流れを止めない。
これが曲につながる練習になる。
STEP7:最後に曲の中で使ってみる
○コードチェンジだけの練習に慣れてきたら、最後は曲の中で使ってみよう。
ただし、いきなり難しい曲を選ぶ必要はない。
○最初は、使うコードが少ない曲や、テンポがゆっくりの曲がいい。
曲の中で弾く時も、意識することは同じだ。
・残せる指は残す
・次のコードを先にイメージする
・右手を止めない
・テンポを落として練習する
✔️この基本を守れば、少しずつ止まらず弾ける感覚が身についてくる。
よくある間違った練習❌
いきなり曲だけで練習する
○好きな曲で練習するのは楽しい。
しかし、コードチェンジが安定していない段階で曲だけを練習すると、同じ場所で何度も止まりやすい。
曲でつまずく場所があるなら、そこだけを取り出して練習した方がいい。
曲全体を何度も弾くより、苦手なコードチェンジだけを取り出した方が、結果的に早く上達することが多いのだ。
音が完璧に鳴るまで進まない
音をきれいに鳴らすことは大切だ。
○ただ、コードチェンジ練習では、最初から完璧を求めすぎると進めなくなる。
音をきれいに鳴らす練習と、止まらずコードチェンジする練習は、少し分けて考えた方がいい。
・まずは流れを止めない。
・そのあとで音を整える。
この順番の方が、より早く弾き語りにはつながりやすい。
難しいコード進行から始める
「Fコード」や「Bコード」が入る曲から始めると、初心者にはかなり難しい。
もちろん、いつかは必要になる。
ただ、最初から難しいコードでつまずきすぎると、ギターそのものが嫌になってしまうこともある。
最初は
C・Am・Em・G・D
あたりのよく使うコードから始めるのがおすすめだ。
まずは簡単なコードで、コードチェンジの感覚を作る。
その方が、長く続けやすいのではないだろうか。
まとめ:コードチェンジは順番通りに練習すれば変わる
○ギター初心者がコードチェンジできない原因は、指が遅いことだけではない。
多くの場合
・指を全部離している
・次のコードを考えるのが遅い
・指が弦から離れすぎている
・左手に力が入りすぎている
・右手まで止まっている
このあたりが原因だ。
コードチェンジは、正しい順番で練習すれば少しずつ変わる。
※最初から完璧に弾けなくていい。
大事なのは、止まらずに進む感覚を少しずつ作ることだ。
まずは C → Am のような簡単なコードチェンジから始めて、右手を止めずに弾く感覚を身につけていこう。
順番通りに練習したい方へ
コードチェンジは、自己流で練習すると「何から直せばいいのか」が分かりにくい部分です。
私のYouTubeでもギター初心者向けの解説を丁寧にしていますので、ぜひ遊びに来てください
▶ Toshikiギターチャンネル
また、自分だけのオンライン講師が欲しい方は、Zoomレッスンもおすすめだ。
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