○コードチェンジをしようとした瞬間、左手の指がバタバタしてしまう。
次のコードに行きたいのに、指が大きく浮いてしまう。
押さえる場所を探しているうちに、右手のストロークも止まってしまう。
○ギターを始めたばかりの頃には、かなり多い悩みだと思う。
でも、指がバタバタするのは、指が不器用だからではない。
多くの場合、指の動きがまだ整理されていないだけなのだ。
○この記事では、コードチェンジで指がバタバタする原因と、指の動きを小さくする練習方法をわかりやすく解説します。
※コードチェンジのコツまとめはこちらの記事で

結論:指がバタバタする原因は「動きが大きすぎること」

○コードチェンジで指がバタバタする一番の原因は、指を弦から離しすぎていることです。
コードを変えるたびに、指が大きく上へ浮いてしまう。
すると、次のコードを押さえるまでに時間がかかります。
コードチェンジは、指を大きく動かすほど難しくなります。
❌大事なのは、速く動かすことではありません。
「指の移動距離を小さくすること」なのだ。
速くしようとする前に、まずは指の動きを小さくする。
ここを意識すると、コードチェンジはかなり変わってくる。
コードチェンジで指がバタバタする原因
原因1:指を上に逃がしている
コードチェンジの時に、指が大きく上に浮いてしまう人は多いです。
これは、一度リセットしてから次のコードを押さえようとしている状態だと思います。
ただ、指が高く浮くと、その分だけ戻る距離が長くなります。
○たとえば、机の上に置いた手を少しだけ動かすのと、一度大きく持ち上げてから戻すのでは、後者の方が時間がかかるでしょう。
ギターでも同じです。
コードチェンジでは、指を上に逃がすより、弦の近くを通って次の場所へ移動する意識が大切なのだ。
原因2:次に置く場所が決まっていない

指がバタバタする時は、次にどこへ行けばいいか迷っていることが多いです。
○つまり、指が遅いというより、行き先が決まっていないのです。
次のコードを押さえる直前になって、
「えっと、次はどこだっけ」
と考えていると、指はどうしても迷いう。
コードチェンジでは、指を動かす前に
「次はこの指をここへ置く」
と、軽くイメージしておくことが大切です。
上手い人は、指が速いだけではなく…
次に行く準備が早いのだ。
原因3:全部の指を同時に動かそうとしている
初心者のうちは、全部の指を一気に動かそうとしてしまいます。
○もちろん、最終的にはコードを一瞬で押さえられるのが理想です。
でも、最初から全部の指を同時に動かそうとすると、逆に指が迷いやすくなります。
まずは、最初に置く指を1本決めるだけでも十分です。
たとえば
・「このコードは人差し指から置く」
・「このコードは薬指を先に置く」
というように、入口になる指を決めます。
最初の1本が決まると、他の指もついてきやすくなります。
○全部を一気に動かすより、まずは動きの順番を作る。
その方が、初心者には現実的ではないだろうか。
原因4:速く動かそうとしすぎている

○コードチェンジが苦手な人ほど、早く直そうとして指を速く動かそうとします。
でも、速く動かそうとすると、指はさらに大きく浮きやすくなります。
その結果、余計にバタバタしてしまうのだ。
コードチェンジを速くしたいなら、まずはゆっくりでいい。
ゆっくり小さく動かせるようになってから、少しずつ速くする。この順番が大切なのだ。
急いで練習するより、丁寧に動きを整えた方が、結果的には早く上達しやすいと思います。
指のバタつきを直す練習方法

STEP1:まず音を鳴らさずに左手だけ動かす
最初からストロークを入れなくて大丈夫です。
まずは左手だけで、コードチェンジの動きを確認していく。
おすすめは
C → Am
です。
- Cを押さえる。
- そこからAmに変える。
- またCに戻る。
この時、音は鳴らさなくていいです。
○見るべきポイントは、指が大きく浮いていないかどうかです。
音を鳴らす前に、まずは指の動きを観察する。
これだけでも、自分のクセに気づきやすくなります。
STEP2:指を弦の近くで動かす
○次に、指をできるだけ弦の近くで動かします。
指を高く上げるのではなく、弦のすぐ上を移動するイメージです。
最初はかなりゆっくりで大丈夫です。
むしろ、ゆっくり動かした方が、自分の指がどこで浮いているのか分かりやすいです。
コードチェンジは、速さよりも動きの小ささが大事なのだ。
指の移動距離が短くなれば、コードチェンジは自然と楽になります。
STEP3:最初に置く指を決める
○次に、コードごとに最初に置く指を決めましょう。
たとえば、次のコードへ行く時に
- 「まず人差し指を置く」
- 「まず薬指を置く」
というように、入口を決めておきます。
全部の指を同時に置こうとしなくていいです。
○最初に置く指が決まるだけで、指のバタつきはかなり減ります。
コードチェンジで迷っている時は、指全部が迷っていることが多いだからこそ、最初の1本を決めることが大事なのだ
STEP4:右手をつけてゆっくり弾く
左手の動きが小さくなってきたら、右手をつけてみよう。
最初はシンプルに
1コードにつきダウンストローク1回
で十分だ。
- Cを弾く。
- Amに変える。
- Amを弾く。
- Cに戻る。
この時も、指が上に跳ねていないかを確認しながら進めます。
まずは、指がバタバタしない動きを体に覚えさせることが大切です。
STEP5:テンポ60で止まらず練習する
○慣れてきたら、メトロノームを使って練習しましょう。
最初は テンポ60 くらいで大丈夫です。
ゆっくりでも、止まらずにコードチェンジできることが大事なのだ。
テンポを上げるのは、その後でいい。
ゆっくりで指がバタバタしている状態のまま速くすると、そのクセが固まってしまう。
まずは、ゆっくり小さく動かす。
それができてから、少しずつテンポを上げるのが良いと思います。
よくある間違い
速く動かそうとしすぎる
○指がバタバタする人ほど、すぐに速く動かそうとしてしまう。
でも、速く動かそうとすると、指は大きく浮きやすいです。
まず必要なのは、速さではありません。
小さく動かすことなのだ。
小さく動けるようになると、結果的にコードチェンジは速くなります。
曲だけで練習している
○曲の中でコードチェンジを練習するのは大切です。
ただ、指がバタバタしている段階では、曲だけを弾いても原因が見えにくいです。
まずは、苦手なコードチェンジだけを取り出した方がいいと思います。
曲全体を何度も弾くより、苦手な「2コード」だけを練習する方が、結果的に早く上達することも多いのです。
音を完璧に鳴らそうとしすぎる
もちろん、きれいに音を鳴らすことは大切です。
ただ、コードチェンジの練習では、最初から完璧な音を求めすぎなくても大丈夫です。
- まずは、指の動きを小さくする。
- 次に、音を整える。
この順番の方が、初心者には練習しやすい。
最初から完璧に鳴らそうとすると、手に力が入り、余計に指がバタつくことがある。
焦らなくても大丈夫なのだ。
まとめ:指は大きく動かすほど遅くなる
コードチェンジで指がバタバタする原因は、指が不器用だからではありません。
多くの場合、
・指を上に逃がしている
・次に置く場所が決まっていない
・全部の指を同時に動かそうとしている
・速く動かそうとしすぎている
このあたりが原因です。
コードチェンジは、指を大きく動かすほど難しくなります。
まずは、ゆっくりでいい。
指を弦の近くで、小さく動かす練習をしてみましょう。
指の動きが小さくなると、コードチェンジはかなり楽になります。
ギターは、急に上手くなるというより、こういう小さな動きが少しずつ整っていくものなのだと思います。
焦らず、ひとつずつ直していきましょう。
順番通りに練習したい方へ
コードチェンジで指を全部離してしまうのは、初心者のうちは本当によくあることだ。
○でも、そこで「自分には向いていない」と思わなくて大丈夫だ。
指の動きは、正しい順番で見直せば少しずつ変わってく。
大事なのは、がむしゃらに練習することではなく、今どこで止まっているのかを知ることなのだと思います。
私のYouTubeでは、ギター初心者の方が途中で迷ったり、やめてしまわないように、コードチェンジやストロークのコツをできるだけ分かりやすく解説しています。
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コードチェンジは、いきなり完璧にできなくて大丈夫です。
少しずつ、指の動きが整理されていけば、ギターはもっと弾きやすくなります。
焦らず、一緒に進めていきましょう。

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