毎日ギターを触っているのに、コードチェンジで止まる。
ストロークも安定しない。
曲を弾こうとすると、結局いつも同じ場所で崩れてしまう。
こんな状態になると、自分には才能がないのではないかと思ってしまうだろう。
でも、多くの場合は才能の問題ではない。
練習量が足りないのではなく、練習する順番や直す場所がズレているだけなのだ。
○この記事では、毎日練習しているのに上達を感じられない人へ向けて、練習量より先に見直すべきことを整理する。
※ギターを始めたらこのチャンネルで基礎を学ぶといい
ギターが上達しない人は、練習時間より練習内容がズレている
ギターは、ただ長く弾けば上手くなる楽器ではない。
もちろん練習時間は必要だ。
ただ、同じ弾き方を毎日繰り返しているだけでは、同じ苦手も毎日強くなっていく。
たとえば、コードチェンジの時に右手が止まる人がいる。
その状態で何曲も通して練習しても、右手が止まる癖は残る。
むしろ、止まりながら弾く練習を続けていることになる。
上達する人は、曲をたくさん弾いている人ではない。
できない原因を見つけて、そこだけを小さく直している人だ。
理由1 毎日同じことだけを弾いている
初心者ほど、弾けるコードや好きな曲だけを何度も弾きやすい。
弾ける部分を弾く時間も楽しい。
ギターを続けるためには大切な時間でもある。
ただ、それだけでは苦手な部分は変わらない。
Cコードは鳴るのにFコードが鳴らない。
Gへのコードチェンジだけ遅れる。
アップストロークになると急にリズムが崩れる。
こういう苦手を放置したまま、弾けるところだけを繰り返しても、上達の実感は出にくい。
毎日の練習では、必ず一つだけ課題を決めるといい。
- 今日はCからGへの移動だけ。
- 今日は右手を止めずに弾くことだけ。
- 今日は1弦と2弦が鳴るフォームだけ。
課題を小さくすると、何を直せばいいかが見える。
理由2 弾けない場所を通し練習でごまかしている
曲を最初から最後まで弾く練習は必要だ。
ただし、毎回同じ場所で止まるなら、通し練習だけでは改善しにくい。
止まる場所には、必ず原因がある。
- コードを押さえる準備が遅い。
- 右手の振りが止まっている。
- 次のコードを見ていない。
- コードを押さえる指が毎回バラバラに動いている。
この原因を見ないまま、曲を最初から弾き直しても、また同じ場所で止まる。
曲で止まったら、その2小節だけを切り取る。
- テンポを落とす。
- コードだけで弾く。
- 右手だけでリズムを刻む。
- できる形に分けてから、少しずつ元に戻す。
上達は、止まった場所を避けないことから始まる。
理由3 右手を止める癖がついている

初心者がつまずく大きな原因の一つが、コードチェンジの時に右手が止まることだ。
左手で次のコードを探している間、右手まで止めてしまう。
するとリズムが消える。
ギターは、コードを完璧に押さえることよりも、拍を止めないことが先になる場面が多い。
コードチェンジが間に合わないなら、一瞬音が鳴らなくてもいい。
右手だけは4拍を動かし続ける。
これができるようになると、曲が急に音楽らしく聞こえてくる。
コードチェンジが遅い人ほど、左手だけを練習しようとする。
でも本当に必要なのは、右手を止めない練習かもしれない。
理由4 できているかどうかを確認していない
毎日練習しているのに伸びない人は、自分の演奏を確認していないことが多い。
弾いている本人は、意外と自分のズレに気づけない。
- コードが濁っている。
- リズムが少し走っている。
- ストロークが強すぎる。
- コードチェンジ前に右手が止まっている。
こういう問題は、録音するとすぐに分かることがある。
スマホで10秒だけ録音すればいい。
毎回長く録る必要はない。
一番苦手な2小節だけで十分だ。
昨日より少しでも止まらず弾けたか。
音の濁りが減ったか。
テンポが安定したか。
確認する習慣があると、練習が感覚頼みではなくなる。
理由5 練習する順番が毎日バラバラ
- 今日はコード。
- 明日は曲。
- 次の日はアルペジオ。
- 気分で練習内容が変わる。
これも悪いことではない。
ただ、初心者のうちは練習の順番が毎日変わると、積み上がりを感じにくい。
特に弾き語りをしたいなら、順番が大切になる。
- コードを押さえる。
- コードチェンジをする。
- 右手でリズムを刻む。
- 曲として止まらず弾く。
- そこに歌を乗せる。
この順番を飛ばして歌まで進むと、途中で崩れやすい。
練習内容を増やす前に、毎日の練習順番を固定した方がいい。
ギター初心者におすすめの毎日20分練習メニュー
毎日何をすればいいか分からない人は、まずこの順番で進めるといい。
1 コードをきれいに鳴らす練習 3分
C、G、Am、Emなど、今使っているコードを一つずつ鳴らす。
ビリビリ鳴る弦がないか。
音が詰まっている弦がないか。
押さえる力を増やすより、指の位置を少し動かして確認することが大切だ。
2 コードチェンジ練習 5分
苦手なコードチェンジを一つだけ選ぶ。
CからG。
GからAm。
AmからEm。
移動する前に、次のコードの形を頭で作っておく。
最初は遅くていい。
指がバラバラに動かず、同じ順番で置けることを優先する。
3 右手を止めないストローク練習 5分
コードを一つだけ押さえて、ダウンストロークだけで4拍を刻む。
慣れてきたら、ダウンアップを入れる。
大事なのは、音をきれいに出すことよりも、右手の動きが止まらないことだ。
4 曲の苦手な2小節だけを練習する 5分
曲を通して弾く前に、一番止まる2小節だけを練習する。
コードだけ。
右手だけ。
ゆっくり。
少し速く。
分けて練習してから、曲に戻す。
5 最後に一度だけ通して弾く 2分
最後に一度だけ曲を通す。
ここで止まっても問題ない。
目的は完璧に弾くことではなく、今日直した部分が曲の中で少し変わったかを確かめることだ。
上達を感じない時ほど、練習時間を増やしすぎない

上達しないと感じると、もっと長く練習しなければと思いやすい。
ただ、原因が分からないまま練習時間だけを増やすと、疲れるだけで終わることもある。
30分のなんとなく練習より、10分の目的がある練習の方が変化を感じやすい。
- 今日の課題は何か。
- どこで止まるのか。
- 何ができたら前進なのか。
これを決めるだけで、同じ20分でも練習の質が変わる。
自己流で直す場所が分からない人へ
毎日練習しているのに変わらない時は、努力が足りないのではなく、直す場所が見えていないだけかもしれない。
- コードの音が鳴らない原因。
- コードチェンジで止まる原因。
- ストロークが汚くなる原因。
- 弾き語りになると崩れる原因。
初心者が迷いやすい部分を、順番に整理して確認できる形にしておくと、練習はかなり進めやすくなる。
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まとめ
毎日ギターを練習しているのに上達しない時、最初に見直すべきなのは練習量ではない。
- 弾けない場所を避けていないか。
- 右手が止まっていないか。
- 毎日同じ練習だけになっていないか。
- 何を直すべきか確認できているか。
ギターは、少しずつできることが増える楽器だ。
今日の練習で一つだけ直せばいい。
その積み重ねが、数週間後には曲を止めずに弾ける感覚につながっていく。
順番通りに練習したい方へ
ギターに向いてないのだろうか?それは初心者のうちは本当によく思うことだ。(正直結構しんどい…笑)
○でも、そこで「自分には向いていない」と思わなくて大丈夫だ。
指の動きは、正しい順番で見直せば少しずつ変わってく。
大事なのは、がむしゃらに練習することではなく、今どこで止まっているのかを知ることなのだと思います。
私のYouTubeでは、ギター初心者の方が途中で迷ったり、やめてしまわないように、コードチェンジやストロークのコツをできるだけ分かりやすく解説しています。
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コードチェンジは、いきなり完璧にできなくて大丈夫です。
少しずつ、指の動きが整理されていけば、ギターはもっと弾きやすくなります。
焦らず、一緒に進めていきましょう。
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