コードチェンジが遅い。
- 次のコードへ移ろうとしても指が間に合わない。
- 曲に合わせると焦ってしまい、音が鳴らなくなる。
- 何度も練習しているのに、いつまで経ってもスムーズにつながらない。
こうなると、手が小さいからなのか。
指が不器用なのか。
自分にはセンスがないのか。
そう思ってしまう人もいるだろう。
ただ、コードチェンジが遅い原因は、指の速さだけではない。
多くの場合は、速く動かそうとする前に直すべき基本が残っているのだ。
自分も最初は、とにかく指を速く動かせばいいと思っていた。
○でも、実際にコードチェンジが安定したのは、速さよりも「無駄な動き」を減らした時だったと思う。
今回は、ギター初心者がコードチェンジを速くする前に見直すべき5つのことを解説する。
1.指を弦から離しすぎている

○コードチェンジが遅い人は、コードを変えるたびに指が大きく浮いていることが多い。
例えばCからGへ移る時、指を一度すべて大きく離して、次の形を探していないだろうか。
指が弦から離れるほど、次のコードまでの移動距離は長くなる。
距離が長くなれば、当然時間もかかる。
コードチェンジを速くするために必要なのは、指を勢いよく動かすことではない。
まずは、できるだけ小さく動かすことだ。
最初は遅くていい。
指がどれだけ弦の近くを通っているかを確認してみてほしい。
2.次のコードを準備できていない
コードチェンジは、今のコードを弾き終わってから考えると遅れる。
Cを弾き終わってから「次はGだった」と思い出す。
そこから指の形を考える。
この流れでは、曲のテンポに間に合わないだろう。
大切なのは、今のコードを弾いている間に、次のコードを頭の中で準備しておくことだ。
- 次はどのコードへ行くのか。
- どの指から動くのか。
- 共通して残せる指はあるのか。
こうした準備ができるだけで、コードチェンジはかなり変わる。
手より先に、頭の中で次のコードを作っておくのだ。
3.最初から原曲のテンポで弾いている
コードチェンジが遅い人ほど、最初から曲のテンポで弾こうとしてしまう。
- 好きな曲を原曲通りに弾きたい気持ちは分かる。
- ただ、止まりながら何度も弾くより、遅くても止まらずにつなげる方が上達は早いと思う。
ゆっくりならできる。
でも速くすると崩れる。
これは悪いことではない。
今の自分に合ったテンポが分かっている状態だ。
まずは、止まらずに弾ける速さまでテンポを落とす。
そこで安定してから、少しずつ速くしていけばいい。
速く弾けないから遅いのではない。
ゆっくりでも正しく弾けていないから、速くした時に崩れるのだ。
4.コードの押さえ方が毎回変わっている
- 同じCコードでも、毎回指の位置が違う。
- 毎回押さえる順番が違う。
- 手首の角度が安定していない。
この状態では、コードチェンジも安定しない。
コードチェンジを速くする前に、まずは基本コードを同じ形で押さえられるようにした方がいい。
音が鳴る場所を覚える。
指の順番を決める。
手首や親指の位置を安定させる。
ここは地味な練習だと思う。
ただ、この土台がないまま速さだけを追うと、いつまでも指が迷ってしまう。
遠回りに見えても、最初に形を安定させた方が結果的に早いのだ。
5.左手に集中しすぎて右手が止まっている

コードチェンジが遅いと感じる原因は、左手だけではない。
左手を変えることに集中しすぎて、右手のストロークまで止まっている場合がある。
右手が止まると、コードチェンジの一瞬の遅れが何倍も大きく感じる。
演奏全体が止まって聞こえるからだ。
弾き語りでは、左手が少し遅れても、右手のリズムが続いているだけで曲らしく聞こえることがある。
もちろん、最終的には両方を合わせる必要がある。
ただ、最初は完璧に押さえることより、右手のリズムを止めない意識を持った方がいいと思う。
コードチェンジは、左手だけの練習ではない。
右手と左手を一緒に整えていくものなのだ。
コードチェンジを速くするための練習方法
コードチェンジを速くしたいなら、まずは2つのコードだけで練習する。
例えば、CからG。
GからEm。
AmからC。
このようなよく使う組み合わせを、一つずつ繰り返してみてほしい。
- 最初は音を鳴らさず、コードの形だけを変える。
- 次に、ダウンストロークだけで4拍ずつ弾く。
- 慣れてきたら、右手を止めずにゆっくりつなげる。
ここで大切なのは、できなかったら速くするのではなく、遅くすることだ。
焦って速く弾くより、止まらずに弾けるテンポを見つける方が大切だと思う。
独学で練習してきた人ほど、基本を見直した方がいい
独学で続けていると、何を直せばいいのか分からなくなることがある。
- 指は速く動かしているつもりなのに遅い。
- コードは覚えたのに曲にならない。
- 練習しているのに上達している実感がない。
この状態で練習量だけを増やしても、遠回りになることがある。
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まとめ
コードチェンジが遅い原因は、指の速さだけではない。
・指を弦から離しすぎている
・次のコードを準備できていない
・テンポが速すぎる
・コードの形が安定していない
・右手が止まっている
こうした部分を一つずつ整えることで、コードチェンジは少しずつ変わっていく。
速く弾こうとしなくていい。
まずは、無駄な動きを減らし、ゆっくりでも止まらずにつなげることだ。
そこから少しずつテンポを上げていけばいいと思う。
順番通りに練習したい方へ
ギターに向いてないのだろうか?それは初心者のうちは本当によく思うことだ。(正直結構しんどい…笑)
○でも、そこで「自分には向いていない」と思わなくて大丈夫だ。
指の動きは、正しい順番で見直せば少しずつ変わってく。
大事なのは、がむしゃらに練習することではなく、今どこで止まっているのかを知ることなのだと思います。
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焦らず、一緒に進めていきましょう。
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