- 毎日ギターを触っている。
- 動画も見ている。
- コードも少しずつ覚えている。
それでも
「コードチェンジが速くならない」
「ストロークが安定しない」
「いつまで経っても1曲弾ける気がしない」
と感じている人は多い。
この時、多くの人はこう考える。
- もっと長く練習しなければ。
- 自分は才能がないのかもしれない。
- 毎日1時間以上やらなければ上達しないのではないか。
しかし、上達しない原因は練習量不足とは限らない。
むしろ初心者の場合は、練習量より先に見直すべきものがある。
それは、何を、どの順番で、どこまで練習するかである。
ギターは、適当に触る時間を増やしても、必要な土台ができていなければ伸びにくい。
この記事では、毎日練習しているのに上達しない人が最初に見直すべきことと、最短で弾き語りにつなげる練習順を解説する。
結論:上達しない原因は、練習量ではなく練習の順番にある
毎日練習しているのに上達を感じられない人は、努力が足りないわけではない。
多くの場合は、次のどれかに当てはまっている。
- 毎日やることが変わる
- 難しい曲ばかり練習している
- 右手と左手を同時に直そうとしている
- ミスするたびに止まっている
- できたかどうかを確認していない
- コード、ストローク、歌を一気にやろうとしている
ギターは、積み上げ式の楽器である。
右手が安定していない状態でコードチェンジを頑張っても止まりやすい。
コードチェンジが止まる状態で歌を乗せても崩れやすい。
だから、最初から全部を同時に練習しないことが大切なのだ。
理由1:毎日やることが変わっている
初心者が上達しにくい一番多い理由は、練習内容が毎日バラバラなことだ。
今日はCコード。
明日は好きな曲。
次の日はアルペジオ。
その次はYouTubeで見つけた難しいフレーズ。
これでは、どれも少し触っただけで終わってしまう。
ギターは、同じ動きを繰り返して体に覚えさせる時間が必要だ。
特に初心者のうちは、できないことを増やすよりも、できることを確実にする方が大切である。
たとえばコードチェンジが苦手なら、毎日10分でもCからGだけを止まらず練習する。
ストロークが苦手なら、Cコード1つだけで右手を止めずに動かす。
このように、練習テーマを絞るだけで上達速度は大きく変わる。
理由2:曲を弾く前に必要な土台ができていない
好きな曲を弾きたいと思うのは当然だ。
ただし、コードがまだ安定していない段階で曲だけを練習すると、毎回同じ場所で止まることになる。
曲が弾けない原因は、その曲が難しいからとは限らない。
多くの場合は、
- コードを押さえる力
- 右手のストローク
- コードチェンジ
- リズムを数える力
この土台がまだ足りていないだけだ。
曲を練習して止まるたびに最初から弾き直すより、止まった原因だけを切り出して練習した方が早い。
CからGに変わる場所で止まるなら、曲を通す前にCとGだけを繰り返す。
ストロークで崩れるなら、コードを押さえず右手だけを練習する。
曲は、土台ができたかを試す場所である。
土台そのものを作る場所ではない。
理由3:右手と左手を同時に直そうとしている
ギター初心者は、右手と左手を同時に完璧にしようとしやすい。
- コードをきれいに押さえる。
- ストロークも正しく弾く。
- リズムも合わせる。
- コードチェンジも間に合わせる。
これを一度にやると、頭も手も止まりやすい。
最短で上達するには、右手と左手を分けて練習することが重要だ。
まず右手だけを安定させる。
次にコード1つで右手を止めずに弾く。
その後、2コードだけでコードチェンジを入れる。
この順番なら、何が原因で止まっているのかが分かる。
右手が止まるのか。
左手が間に合わないのか。
テンポが速すぎるのか。
原因が分かれば、練習も的確になる。
理由4:ミスするたびに止まっている
ギターが上達しない人ほど、間違えた瞬間に止まる。
- コードを押さえ損ねた。
- ストロークを間違えた。
- 次のコードが間に合わなかった。
そこで止まり、最初から弾き直す。
この練習を続けると、ミスをした時に止まる癖がついてしまう。
しかし、弾き語りで本当に必要なのは、ミスをしないことではない。
少し音を外しても、曲を止めずに進める力である。
コードチェンジで一瞬音が鳴らなくてもいい。
アップストロークが弱くてもいい。
右手のリズムを止めず、次の拍へ進む。
この練習を続けると、左手も右手の動きに少しずつ追いついてくる。
完璧に弾けるまで進まないより、止まらずに進める方が弾き語りは早く形になる。
理由5:練習した結果を確認していない
毎日練習していても、昨日より良くなったかを確認していなければ、上達を感じにくい。
特にストロークやコードチェンジは、自分ではできているつもりでも、録音すると止まっていたり、リズムがズレていたりする。
おすすめは、スマホで10秒だけ録音することだ。
録音する内容は簡単でいい。
- Cコードだけで4拍を弾く
- CからGを4拍ずつ繰り返す
- 4コードを止まらずに弾く
- ストロークを1分続ける
聞く時は、上手いかどうかではなく、次の3つだけ確認する。
- 右手が止まっていないか
- テンポが大きくズレていないか
- コードチェンジの瞬間にリズムが消えていないか
この確認をするだけで、練習の質は大きく変わる。
毎日20分なら、この順番で練習する
練習時間が長く取れなくても問題ない。
初心者なら、毎日20分でも順番が正しければ十分伸びる。
最初の5分:右手だけを整える
左手で弦に軽く触れて、音が鳴らない状態にする。
そのまま、下、上、下、上と右手を止めずに動かす。
1 と 2 と 3 と 4 と
↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑
まずは右手のリズムを安定させる。
次の5分:コード1つで弾く
Cコードなど、押さえやすいコード1つだけで弾く。
最初はダウンストロークだけでいい。
1 2 3 4
↓ ↓ ↓ ↓
音量よりも、一定のテンポで弾けることを優先する。
次の5分:2コードだけを練習する
CとG。
AmとEm。
このように2コードだけを使って、右手を止めずにコードチェンジをする。
コードが少し鳴らなくても、そのまま次の拍へ進む。
最後の5分:曲の一部分だけを弾く
最後に、好きな曲の短い部分を弾く。
ここで初めて曲に触れる。
ただし、止まったら最初からやり直すのではなく、どこで止まったかを確認する。
次の日は、その原因だけを先に練習する。
この流れを作れば、毎日の練習がただの作業ではなく、上達につながる時間になる。
初心者が最初に目指すべき基準
初心者は、難しい曲を弾けることを最初の目標にしなくていい。
まずは、次の3つを目指そう。
- Cコードだけで4拍を止まらずに弾ける
- CからGへ、右手を止めずに変えられる
- C、G、Am、Emを最後まで通して弾ける
この3つができるようになると、弾き語りの土台がかなりできている。
ここまでできれば、ストロークパターンや歌を乗せる練習にも進みやすくなる。
逆に、この土台がないまま難しい曲へ行くと、練習時間を増やしても苦しいままになりやすい。
練習量を増やす前に、順番を整える
毎日1時間練習しても、何をやるかが決まっていなければ伸びにくい。
反対に、毎日20分でも、
右手
↓
コード
↓
コードチェンジ
↓
ストローク
↓
弾き語り
という順番で積み上げれば、確実に前へ進める。
上達しない時に必要なのは、気合いを増やすことではない。
今の練習が、弾き語りに必要な順番になっているかを見直すことだ。
独学で迷いながら練習したくない人へ
初心者が上達しにくい最大の理由は、何を練習すればいいか分からないまま、毎日違うことをやってしまうことにある。
右手が安定していないのにストロークパターンへ進む。
コードチェンジが止まるのに、歌を乗せようとする。
曲が弾けないから、さらに難しい曲へ移る。
この遠回りを避けるために作ったのが、コードチェンジ改善教材|弾き語り7日間パックである。
この教材では、
- 右手ストローク
- 左手コード
- コードチェンジ
- ストロークパターン
- 弾き語り実践
を、初心者が迷わず進められる順番でまとめている。
毎日練習しているのに上達を感じられない人。
独学で変な癖がつく前に、弾き語りの土台を順番に整えたい人は活用してほしい。
価格は2,500円。
コードチェンジ改善教材|弾き語り7日間パック

まとめ
ギター初心者が毎日練習しているのに上達しない原因は、練習量が少ないことではない。
多くの場合は、
- 練習テーマが毎日変わる
- 曲だけを練習している
- 右手と左手を同時に直そうとしている
- ミスするたびに止まっている
- 練習結果を確認していない
このどれかである。
まずは、右手を止めずに動かす。
次にコード1つ。
その後に2コード、4コード、ストローク、弾き語りへ進む。
努力を増やす前に、練習の順番を整えよう。
正しい順番で続ければ、毎日の20分は確実に弾ける力へ変わっていく。
順番通りに練習したい方へ
ギターに向いてないのだろうか?それは初心者のうちは本当によく思うことだ。(正直結構しんどい…笑)
○でも、そこで「自分には向いていない」と思わなくて大丈夫だ。
指の動きは、正しい順番で見直せば少しずつ変わってく。
大事なのは、がむしゃらに練習することではなく、今どこで止まっているのかを知ることなのだと思います。
私のYouTubeでは、ギター初心者の方が途中で迷ったり、やめてしまわないように、コードチェンジやストロークのコツをできるだけ分かりやすく解説しています。
▶ Toshikiギターチャンネル
- 「自分の手元だと、どこが原因なのか分からない」
- 「一人で練習していると、直し方が合っているか不安」
という方には、Zoomギターレッスンもおすすめです。
手元の動きやコードチェンジのクセを一緒に確認しながら、今の状態に合わせて練習方法をお伝えします。
▶ Zoomギターレッスン
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コードチェンジは、いきなり完璧にできなくて大丈夫です。
少しずつ、指の動きが整理されていけば、ギターはもっと弾きやすくなります。
焦らず、一緒に進めていきましょう。
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