○ギターを始めたばかりの頃は、コード表を見ただけで少し疲れる。
覚えるコードが多すぎると、何から手をつければいいか分からなくなるからだ。
最初に必要なのは、難しいコードを増やすことではない。
少ないコードで曲っぽく弾ける状態を作ることだ。
初心者が最初に覚えるなら、この5つで十分だと思う。
- Em
- Am
- C
- G
- D
○この順番で進めると、指の形に慣れながらコードチェンジと弾き語りの土台も作りやすい。

1. 最初はEmコードから始める
Emは、ギター初心者にとって最初の成功体験になりやすいコードだ。
- 使う指は2本だけ。
- 指の形も大きく開かない。
押さえた瞬間に6本の弦を鳴らせるから、最初からギターらしい響きを感じやすい。
最初は綺麗に鳴らなくてもいい。
人差し指と中指を、できるだけ指先で立てる。
隣の弦に触れていないかを確認する。
この感覚を作るだけで、次のコードがかなり押さえやすくなる。
2. 次はAmコードを覚える
Amは、Emより少しだけ形が複雑になる。
ただ、指の動きが大きすぎないから、初心者でも挑戦しやすいコードだ。
Amを覚えると、明るいだけではない少し切ない響きも出せる。
ここで大事なのは、コードを押さえた後に弦を一本ずつ鳴らして確認することだ。
音が鳴らない弦があれば、その指だけを少し直す。
全部の指を一度に直そうとすると、何が原因か分からなくなる。
初心者の上達は、こういう小さな確認の積み重ねで変わると思う。
3. Cコードでコードらしい形に慣れる
Cコードは、最初につまずきやすいコードの一つだ。
理由は、3本の指を別々の場所へ置く必要があるからだ。
ただ、Cコードは弾き語りでも曲作りでも何度も使う。
早い段階で慣れておく価値が大きい。
Cコードを押さえる時は、薬指が寝ないように意識する。
薬指が寝ると、隣の弦に触れて音がこもりやすい。
最初はテンポを気にしなくていい。
正しい形で押さえることを優先する。
Cコードが安定すると、ギターを弾いている感覚が一気に強くなる。
4. Gコードで大きなコードチェンジに挑戦する

Gコードは、初心者にとって最初の壁になりやすい。
指を広げる必要があるからだ。
でも、Gコードを避け続けると、弾ける曲がなかなか増えない。
だから難しいと感じても、早めに触れておく方がいい。
最初から素早くCコードからGコードへ変えようとしなくていい。
- まずはGコードだけを何度も押さえる。
- 手を離す。
- また押さえる。
この動きを繰り返して、指の置き場所を体に覚えさせる。
コードチェンジは、速く動かす練習より、正しい形を迷わず作る練習から始まるのだ。
5. Dコードで曲の選択肢を増やす
Dコードは、指を狭い範囲に集めるコードだ。
CやGとは違う窮屈さがある。
ただ、Dコードを覚えると、使えるコード進行が一気に増える。
G、D、Em、Cのような進行は、多くの弾き語り曲で出てくる。
Dコードでは、押さえない弦を鳴らさないことも大切になる。
最初は5弦や6弦を無意識に鳴らしてしまっても大丈夫だ。
少しずつ、右手で弾く弦を選べるようになればいい。
コードを押さえる左手だけでなく、右手の意識もここから育っていく。
覚える順番はEm→Am→C→G→Dでいい
最初に覚えるコードは、難易度だけで選ばない方がいい。
次のコードチェンジや弾き語りにつながるかどうかが重要だ。
- Emで指を立てる感覚を作る。
- Amで複数の指を並べる。
- Cで3本の指を別々に置く。
- Gで指を大きく動かす。
- Dで狭い場所に指を集める。
この順番なら、ただコードを増やすだけではなく、左手の動きそのものを少しずつ育てられる。
最初からFコードやBコードに進む必要はない。
まずはこの5つを、音が鳴る状態で押さえられるようになれば十分だ。
コードを覚えた後にやるべき練習
コードを5つ覚えたら、次はコードチェンジに進む。
おすすめは、最初から曲を通して弾こうとしないことだ。
まずはこの2つだけでいい。
Em→Am
C→G
1コードを4拍ずつ弾く。
コードが少し鳴らなくても、右手を止めずに次へ進む。
初心者が曲で止まる原因の多くは、コードを知らないことではない。
コードチェンジの練習が足りないことだ。
コードを覚える。
コードを変える。
右手のリズムを止めない。
この順番で進めると、弾き語りまでの距離がかなり短くなる。
コードを覚えたのに曲になると止まる人へ
○コードは押さえられるのに、次のコードへ移ると演奏が止まる。
ストロークを始めると、左手が間に合わない。
弾き語りになると、急に何もできなくなる。
こういう人は、コードを増やす前にコードチェンジの土台を作った方がいい。
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まとめ
ギター初心者が最初に覚えるコードは、Em、Am、C、G、Dでいい。
この5つが弾けるようになると、コードチェンジやストロークの練習へ自然に進める。
最初からたくさん覚えようとしなくていい。
一つのコードを綺麗に鳴らす。
次のコードへゆっくり変える。
その積み重ねが、弾き語りができる未来につながっていく。
順番通りに練習したい方へ
ギターに向いてないのだろうか?それは初心者のうちは本当によく思うことだ。(正直結構しんどい…笑)
○でも、そこで「自分には向いていない」と思わなくて大丈夫だ。
指の動きは、正しい順番で見直せば少しずつ変わってく。
大事なのは、がむしゃらに練習することではなく、今どこで止まっているのかを知ることなのだと思います。
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コードチェンジは、いきなり完璧にできなくて大丈夫です。
少しずつ、指の動きが整理されていけば、ギターはもっと弾きやすくなります。
焦らず、一緒に進めていきましょう。
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